- プレスリリース
TENGAヘルスケアの骨盤底筋トレーニング(膣トレ)の検証事業が 「令和5年度 経済産業省 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」 における補助事業者に採択
骨盤底筋トレーニング(膣トレ)の検証事業が、経済産業省の補助事業である【令和5年度 経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」】における補助事業者に採択されました。
参照:経済産業省 令和5年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者の公募結果の公表(2023年8月1日更新) 株式会社朝日広告社 https://onl.sc/zdMXAP5
事業の内容
採択された事業名:「簡便な骨盤底筋の筋力測定デバイスおよび支援アプリケーションによる、骨盤底筋トレーニングの継続率・体験向上に関する検証事業」
骨盤底筋の筋力が測定できるアイテム「K-Gel CHECKER」(2023年6月発売)と並行して使用し、骨盤底筋トレーニングの継続実施をサポートするアプリケーションを開発します。本実証事業では、これらを使用し、どの程度トレーニングの継続性や効果、および利用者の体験が向上するかを医療機関と共に検証します。
K-Gel CHECKERとは
【特徴】
骨盤底筋の筋力や柔軟性/動かす上手さをチェックするアイテムです。測定結果に応じたトレーニング方法を、付属の取扱説明書とトレーニングガイドで紹介。変化を確認しながら、自分に合ったトレーニングを継続できます。
※本製品はあくまでサポートアイテムであり、直接的に骨盤底筋トレーニングの効果を得ることはできません。
製品URL:https://tengahealthcare.com/products/kch/
本事業の社会的意義
尿失禁(または骨盤臓器脱をはじめとした骨盤底筋周りのトラブル)は日常的に起こりうるもの。
超高齢化が進むなかで、健康寿命や老年期のQOL低下に影響のある尿失禁は、深刻な社会課題の一つになりえます。
TENGAヘルスケアで行った調査では、日本人女性のおよそ3人に1人が尿失禁の経験があることや、尿失禁対策に推奨される骨盤底筋トレーニング(膣トレ)は、およそ半数近くの人が1か月未満で継続をやめてしまい、続けるのが困難だということが分かりました。
TENGAヘルスケアはこの課題に対して、骨盤底筋周りのトラブルへの対策である、骨盤底筋トレーニング(膣トレ)の認知拡大や啓蒙が必要だと考えます。
今回の実証を基に、女性の骨盤底筋トレーニング(膣トレ)を継続するためのサポート体制の構築と、女性のウェルビーイングの実現を目指します。
また、骨盤底筋トレーニングには尿失禁の改善のほかに、性交痛や腰痛、月経痛、便秘などの改善や、骨盤臓器脱の予防効果もあると考えられていますが、科学的な検証がまだまだ十分でない領域もあります。これらの領域の科学的検証にも取り組み、骨盤底筋トレーニング(膣トレ)の価値と信頼性を向上させていくことも目指します。
「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」とは
経済産業省が立ち上げた支援事業です。フェムテック等の製品・サービスを活用し、フェムテック企業、導入企業、医療機関、自治体等が連携して、働く女性が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍することを目的とする事業について、その経費の一部を補助しています。
補助事業を通じて、働く女性が妊娠・出産などのライフイベントと仕事の両立やヘルスリテラシーの向上など、個人のウェルビーイング実現できるようになることで、企業の人材多様性を高め、中長期的企業価値を向上することを目指しています。
詳細はこちら(本補助金HP):https://www.femtech-projects.jp/