メーカーとしての想い

革新的で高品質な製品を開発したい ~気持ちよさだけではない、外観の美しさ・使用時の快適さへのこだわり~

快適さへのこだわり トップ画像

世の中にない製品を作り出し、お客様に新しい体験と感動を提供したい。わたしたちはそんな想いで製品を開発しています。革新的で高品質な製品を作り出すため、気持ちよさを追求するだけでなく、細部にまでこだわってモノづくりを行っています。今回は、製品の開発と細部へのこだわりについてご紹介します。

 

開発者のアイデアを大切にし、トライしやすい開発環境で新しさをカタチに

革新的な製品を生み出すために、開発者は日々新しいアイデアを発想し、試作とテストを重ね、様々な試行錯誤を繰り返しています。基本的には、製品につき一人の開発者が、企画から製品化まで全体を通して関わります。

 

もちろんすべて一人で製品開発を担うわけではなく、各ステップで様々な部署の社員や関連工場と連携して製品化を目指しますが、その過程で製品の核となる革新的なアイデアが損なわれないよう、開発者の意思や挑戦が尊重される風土があります。

 

 

新しいアイデアをカタチにしやすい開発環境にもこだわっています。日本に数台しかないロストワックス造形機の導入により、様々な試作品がスピーディに作れるようになり、トライアンドエラーで精度を高めるサイクルが大幅に短縮されました。細かく複雑な形状も造形可能で、独創的な製品の開発に貢献しています。

 

社長自身が開発者であることも、開発者に理解のある社内環境や風土に繋がっています。初代TENGAを開発したのは社長で、今でも開発会議に参加し、開発者と専門的な議論を交わしたり、時にはアドバイスを行ったりすることもあります。

 

 

「性を表通りに」一般プロダクトと並んでも違和感のないデザインを目指す

「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というTENGAが目指すミッションは、製品の外観にも大きく反映されています。性に関するアイテムだからといって卑猥で扇情的な見た目にするのではなく、見る人に後ろめたさを感じさせないデザインを目指しています。

 

 

こだわっているのは、パッと見たときの外観だけではありません。色やシボ(表面の凹凸模様)にムラがないか、意図しない段差ができていないか、余計な気泡がないかなど、製品の品質を高めるため、細部にまで高い精度を求めています。

 

TENGAの主力製品であるカップシリーズの外側のフィルムは、平面のフィルムを筒状にした中にカップを通し、熱風を当ててフィルムを収縮させています。熱風の当て方によっては、収縮にムラができてフィルムの歪みに繋がります。銀色のラインが歪まず直線になる、上部の円が正円になるなど、美しい仕上がりを目指しています。

 

 

女性向けのirohaにも外観の美しさへのこだわりが詰まっています。外側をくるむシリコーンゴム素材は、継ぎ目や段差のない、サラサラで肌触りのよい表面をしています。成形時にパーティングライン(金型の組み合わせ部分に生じる線状の突起)ができますが、シリコーンゴムを裏返しにすることで、外観の美しさと肌触りの良さを実現しました。

 

 

 

気持ちよさだけではない、使用時の快適さへのこだわり

製品へのこだわりは、気持ちよさやデザイン性だけに留まりません。シールの剥がしやすさ、ダイヤルを回す時の適度な重み、スイッチやフタのカチッとはまる感触、周りを気にせず気持ちよさに集中できる静音性など、使用時の快適さも重視しています。

 

これを実現するため、官能試験(人間の感覚を用いた品質検査方法)を行い、図面に表せない部分や数値化しづらい部分にも高い基準を設定し、微調整を重ねています。

 

 

さらに、安全や衛生面にも配慮し、使用後に洗って乾かすためのスタンドや収納ケースを備えるなど、使用後の使いやすさも考慮して製品を開発しています。そして、長く安心して使用していただけるように、製品保証を付与している製品もあります。不具合が発生した場合には、お客様相談センターでサポートを行います。

 

 

 

確かなモノづくりで、誰もが性を安心してポジティブに楽しめる世の中に変えていく

新しい気持ちよさを提供する高品質な製品を提供し続けることは、世の中のセクシャルアイテムに対するイメージを変え、そして、性に対する価値観をも変えていくと私たちは考えています。誰もが性を安心してポジティブに楽しめる世の中を目指し、TENGAは革新的かつ高品質な製品の開発を続けていきます。

 

 

TENGA品質方針


ものづくりを通じて「生きる」をよろこぶ世界の実現を目指します。

 

すべてのお客様に安定した高品質な製品を供給し続ける事を最大の目的として、
品質マネジメントシステムを遵守し、継続的改善を行います。

 

また、常に人材の教育を行い、社員一人一人がモノづくりに責任を持ち、確かな品質を守り続けます。

 

 

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