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性教育の講師不足、指導格差に悩む教育現場をサポート 性教育従事者向けサイト『withセイシル』が「全国性教育講師リスト」を公開ー灘校や養護施設での豊富な実績を基に、質の高い「包括的性教育」を全国から検索・依頼可能にー

性教育講師リスト

性教育従事者向けのお役立ちプラットフォーム「withセイシル」は、全国の学校・教育機関や自治体に向けて、出前授業や講演を行う講師を簡単に検索・依頼できる「全国性教育講師リスト」を公開します。

 

これにより、性教育に課題を感じる教育現場の講師探しのハードルを下げ、質の高い性教育を届ける機会を創出いたします。

 

■「全国性教育講師リスト」詳細ページ:https://with.seicil.com/blogs/koshi-list/zenkoku

「指導格差」と「地域格差」を埋め、すべての子どもに正しい知識を届ける

日本の教育現場では、文部科学省が推進する「生命(いのち)の安全教育」に基づき、性犯罪・性暴力対策を網羅した性教育の重要性が高まっています。

 

その一方で、教員養成課程内に性教育に特化した必修項目がなく、指導に自信を持てないという教員も少なくありません。

 

さらに、教員の多忙化や深刻な教師不足(全国3,827名/令和3年度比1.85倍*1)も重なり、性教育に十分なリソースを割けないという厳しい実情があります。

 

このような指導格差を埋めるため、近年は外部講師へ性教育を依頼するケースが増えているものの、特に地方においては信頼できる講師を探し出すことが難しく、結果として新たな地域格差という課題が生じています。

 

これまで株式会社TENGAヘルスケアでは、性教育従事者向けのプラットフォーム「withセイシル」を通じた教育者のサポートや、元保健体育教員である当社社員の福田眞央による出前授業を展開し、全国の性教育現場を支援してまいりました。

 

この度、現場の教育機関が直面している指導格差・地域格差を解消し、国内の性教育をより一層活性化するため、教育機関と外部講師をつなぐ「全国性教育講師リスト」を公開します。

 

*1 文部科学省:令和7年度「教師不足」に関する実態調査

「全国性教育講師リスト」概要

本リストは、性教育従事者向けのお役立ちプラットフォーム「withセイシル」内で展開する、学校での出前授業(出張講演)や、自治体・保護者向けの研修・イベント時に、全国から依頼できる性教育の専門家をご紹介。

1.条件に合わせた柔軟な検索・絞り込み機能

対象(乳幼児〜大学生、指導者、大人など)、対応可能地域(全国9地方およびオンライン)、講演テーマ、講演費用など、学校や自治体の予算や目的に合わせた柔軟な講師探しが可能です。

 

「中学生向けにデートDVについて話してほしい」「保護者向けの講演をお願いしたい」といった具体的なニーズに応えます。

 

講師リスト_絞り込み

2.多彩なバックグラウンドを持つ専門家が多数在籍

産婦人科医や泌尿器科医、小児科医などの医療従事者をはじめ、助産師、看護師、公認心理師、元警察官、LGBTQ+当事者支援者など、豊富な現場経験と専門知識を持つ多様な講師が登録されています。

 

講師リスト_在籍講師

3.「withセイシル」が認める、高い信頼性と明確な掲載基準

子どもたちに安心して質の高い教育を届けるため、本リストには以下の理念に賛同し、実践している講師を掲載しています。

 

・ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に基づく包括的性教育の理念

・子どもの権利条約の精神に基づき、子どもの権利と尊厳を尊重する姿勢

・性の多様性(LGBTQ+等)を尊重し、差別や偏見のない情報発信

 

現在、48名の講師が登録しており、年内に60名への増員を目指しています。

 

詳細ページ:https://with.seicil.com/blogs/koshi-list/zenkoku
利用料:無料(※講師への講演料・交通費などは別途、当事者間で決定)

【性教育 出前授業事例】職員向け性教育授業の実施

職員向け性教育授業の実施

先日、都内児童養護施設の職員(保育士、心理士、児童指導員等)を対象とした性教育授業を実施いたしました。

 

様々な背景を抱えて施設で暮らす子どもたちと、日々最前線で向き合っている職員の方々に対し、今回は事前アンケートを通して現場のリアルな疑問を集め、その内容を組み込んだり、直接回答する時間を設ける形で研修が行われました。

 

参加した職員の方々からは、子どもからの相談に適切に対応したい、子どもの行動に潜む「SOSのサイン」にいち早く気づき、性被害や予期せぬ妊娠、性感染症などのリスクを未然に防ぐ体制を強化したい、という強い課題感が寄せられていました。

 

そのため研修では、「こんなとき、どう返せば子どもを傷つけずに適切な知識を伝えられるか」という事例検討式のグループワークなどを盛り込み、専門家から深く学ぶプログラムを展開。

 

受講後には、子どもたちにとって「いつでも性の話を打ち明けられる、いちばん身近で安全な大人でありたい」という、職員の方々の真摯な姿勢が数多く伺えました。

 

このように「セイシル」の出前授業では、ご依頼いただく学校や自治体、法人等のご希望、抱える課題に合わせて内容を柔軟に調整し、最適な専門家を講師として派遣することが可能です。

出前授業の意義について(株式会社TENGAヘルスケア 福田眞央)

出前授業時に、参加している学生から寄せられる質問は、「マスターベーション」や「セックス」、「性自認や性的指向のカミングアウト」に関するものが多く、身近な友人や学校の先生には聞きづらい性の悩みも、専門の外部講師だから安心して聞くことができていると感じます。

 

これは子どもたちだけでなく、学校教員をはじめ、企業や児童養護施設などの福祉の現場でも同様です。大人が『性』をタブー視せず、子どものSOSや疑問に適切に応えられる環境をつくることが、子どもたちの尊厳を守る大きな一歩になります。

福田眞央(TENGAヘルスケア 教育事業部)保健体育教員/思春期保健相談士

福田眞央(TENGAヘルスケア 教育事業部)

大阪の高校で保健体育教員として働いた後、性教育を極めたい想いから大学院に進学。

ジェンダー学と教育学を学び、性教育に関する研究に勤しむ中で株式会社TENGAヘルスケアと出会う。

現在は、主に性教育Webメディア「セイシル」の運営と、出前授業講師を担当。これまで85件の学校・教育機関、企業で出前授業を実施。

 

・2026年 灘校・土曜講座での「TENGA式 性の偏差値を上げるメソッド」レポート
https://with.seicil.com/blogs/news/dh-nada

・2026年 大阪府立都島工業高校(定時制)向け「多様な性を学ぼう」レポート
https://with.seicil.com/blogs/news/dh-miyakou

・2025年 宇治市立広野中学校1年生向け「ジブンを守る性教育講座」レポート
https://with.seicil.com/blogs/news/dj-hirono

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